1. 疑問を持つ | 「宇宙はどこまで続いているの」という疑問を持ちます。
2. 仮説を立てる | 「宇宙は無限に広がっている」という仮説と、「宇宙は有限で果てがある」という仮説の二つを立てます。
3. 検証方法を考える | 「宇宙は無限に広がっている」という仮説を検証するには、どんなに遠くまで見ても空が青く見えるかどうかを調べます。 「宇宙は有限で果てがある」という仮説を検証するには、空が暗くなって星が見えたり、ビッグバンの名残りの放射線が見えたりするかどうかを調べます。
4. 検証結果を得る | インターネットや本などの情報源から、地球から見える最も遠い天体は約135億光年離れた銀河「CEERS-93316」だということや、可視宇宙の広さは最低でも930億光年だということを知ります。 また、地球から100km以上上空に行くと、空が暗くなって星やビッグバンの名残りの放射線が見えるということも知ります。
5. 結論を出す | 「宇宙は無限に広がっている」という仮説は、地球から見える最も遠い天体や可視宇宙の広さが有限であることから、正しくないと判断します。 「宇宙は有限で果てがある」という仮説は、空が暗くなって星やビッグバンの名残りの放射線が見えることから、正しい可能性が高いと判断します。 しかし、私たち人類には測り知れないほど広大な宇宙の果てを見ることはできないということも知ります。 したがって、「宇宙は有限で果てがあるかもしれないが、その果てはわからない」という結論になります。
考えてみよう